YES!! Microsoft!!

8月 19th, 2006 by tsuyoshi

iPod対抗デバイスのZuneに無線LANを積むそうだ。 すごい。 最近、Microsoftのセンスがよくなってきてるなぁ、と思う。 先日のエントリでBrotha氏が指摘していたように、最終的には音楽デバイスはストレージから切り離されるのが、いろんな意味で便利だと思う。 ただ、これをやるには既存音楽業界との大喧嘩を覚悟せにゃいかん訳です。 そういう気合の入った人たちはMS Japanにいるのか?? 音楽仕切っているオヤジたちは老獪だぜ??

脅かしてもしょうがないので、建設的な意見を書いておこう。 

現在の音楽配信がイマイチ伸びない理由は、もちろん不便だから、というのと音楽業界の腰が引けていたから、の2点に集約される。 音楽業界の引けていた腰は、他のチャネルでさっぱり音楽が売れなくなっていることで前に出始めている。 もうすぐ、世代交代も手伝って状況は改善されるだろう。 不便なのは権利制御ソフトウェアの乱立によるものが大きいのだが、聴くたびにストレージから落としてくるようにすれば、非常に簡便に権利制御が行える。 ここで適用する著作権管理規定がどうなるか、なんてのは野暮な議論で、当てはまらなければ作ればいいのだ。 どちらかというとこのあたりがデジタル化されることによって、演奏者や著作権者に対する分配が正しく行われるようになることに大きな意味がある。 今、ベースプレイヤーとかにいくら払われてるか知ってる?? っつーか、楽器でメシ喰っていくことに夢持てる?? 自己満足だけで終わりそうな気がするでしょ?? 

たとえば、現在のカラオケに係わる著作権利用料分配は、なんと驚け!!! 店舗の席数と放送とかからはじき出した楽曲演奏比率によって決まる。 実態に基づくものではない、自然とマスプレイヤーに金が集まる構造になっているのだ。 金を集めたマスプレイヤーが、ステークホルダーにきちんと再分配しようとしないのも問題だが、再分配しちゃうコストを考えると、実質できなかったのも理解できる。

っつーことで、この機能はすげぇ。 VIVA!! Microsoft!!

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2 comments

  1. brotha より:

    >聴くたびにストレージから落としてくるようにすれば、非常に簡便に権利制御が行える。

    そうなんですよね。オンラインストレージへの集約はユーザにとってはいわゆるロケフリ的な利便性を提供できるとともに、楽曲提供側としても権利コントロールがしやすくなるというメリットが大きいと思います。

    ミュージシャンがそれぞれ音楽を自己発信して、自分で値付けして売れるようになるのがよいなーとは思います。個人がそれをやる上ではプロモーションの問題とDRMの問題が浮上してきて、当然それらを個人ミュージシャンから代行受託するというビジネスも出てくる。そうすると一旦個人に散らばったものがまたいくつかの大きな傘の下に集約されていく。それが既存の音楽産業との間でどういう構造の差異をもたらすか、といったことは深堀りするに値する課題ですね。

  2. tsuyoshi.hirose より:

    > 既存の音楽産業

    「既存の音楽産業に居るデジタル以前世代の恐竜野郎どもの利権構造」が正確な表現かも。
    なので、駆逐してもテクノロジーの恩恵で再参加できるからさっさといろんなことをやってしまえばいいんだけど、産業そのものに力がなくなってきているので前進力がないのですよ。

    まったく異なった構造を作ろうにも、著作権法で守られているしねぇ。 著作権フリー的な発想がもっと広まらないと!! いかんですな。

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