SEM展開するときの手法には2通りありますよね、と言う話。今日は真面目にAdwordsのTIPS。
とてもニッチな領域があったとします。お客さんのほとんどが商品内容を知り抜いていて、指名買いが多いようなマーケットセグメントを想像してください。
ここは、当然一本釣りで「当該商品名」のワードを購入しますね。
ところが、例えばレゲェと言う商品領域があります。 ここの商品は何百件どころか、何千件にも渡るわけで、一本釣りには適さないのではないか - より広範なところをカバーできる、一般名詞のほうが効果的ではないか、と皆さんお考えになるかもしれませんが、違います。
一般名詞で集客を掛けた場合には、当然「無駄クリック」が発生します。 これを発生させること自体がCPAを押し上げるわけですから、ペイラインを割ってしまう可能性があります。リピートが見込める集客であれば良いですが、売り切りが前提であるならば、特に単価が小額である場合には致命的です。ニッチなフィールドではニッチなキーワードがやはり、王道です。
しかし、競合さんも同じワードに群がる場合に、どうするか??
ここで登場するのが、パワープレイです。
キーになる一般名詞を一つに絞り込んで、集中的に資金投下することでそのワードから競合を排除してしまうやり方です。これによってCPCを下げられれば、後は駅前でやってるティッシュ配りと同じ要領で、とにかく露出を絶やさず集客を行い、同時にお客様にリピータになってもらえる策を併用します。例えばメンバー優待システムや「使い残す」ポイントシステムなど。この場合には、もともとマーケットがニッチな部分なので、啓蒙要素が不可欠です。AIDMAにおける最初のAぐらいの時点で既に購入させてしまっているイメージなので、後からDとかMとかを詰め込んで、リピータになってもらう必要があるのです。 トリッキーな手法ですが、誰もが最初はビギナーですから、商品のアップグレードパスやクロスセルのパスが書ければ、試す価値はあるでしょう。 この場合にはCPAは高くなりますから、お客さんのライフタイムを長く取って、そこで回収/利益化していくラインナップデザインが不可欠です。
パワープレイは物量戦ですから、短期間に勝負を決めないと消耗してしまいます。 展開前にきっちりと達成ラインを決めておいて、こまめにチェックしましょう。 達成できなかったときにどうするかの代替案も必要です。 倍付けなのか、撤退なのか、撤退するのなら次の戦略は一本釣りか、別ワードでのパワープレイか。 スピードを失わないためには事前の準備がきっちり出来ていることが必要です。

