ランス・アームストロングがチャンピョンで居るためにはヤン・ウルリヒが必要だった。ブルーのジャージを追い上げ、追い詰めていくピンクのジャージがイタリアで、フランスで、スペインで走り回っていた。チーム力の差や戦略の差によって輝かしい勝利の数では及ばなかったかもしれないが、TTなどで見せる地力の強さは「皇帝」の呼び名にふさわしいものだった。
2005年ツール・ド・フランスでランス、バッソ、ウルリヒが併走していた瞬間が思い出される。すべての競技者がチャンピョンになるわけには行かないが、あの瞬間の3人は私には神のように輝いて見えた。ヤンウルリヒとは私にとって、やはり自転車レースの代名詞のひとつである。これまでも、これからも。
と持ち上げておいてなんだが、何が好きだったって、あのピンクのかわいらしいジャージの上に載っていたいかつい顔だね。アンバランスで、ユーモラスで。ツァベルと並んだりなんかするとさらに面白かった。
これからだぜ、ウルリヒ。気合入れていこうな。