Archive for 2007年5月

頭が悪いぜII

5月 31st, 2007

音楽フォーマット変換機能つきストレージサービスが著作家の許諾が必要であると裁定された件に就いて調べてみたが、どうやら「著作権法に照らしてみると複製権と公衆送信権を侵害している」ということらしい。
なぜなら私的複製を行うのに「自動化されてみんなが自由に使えるようになっている機械」で複製しちゃいかんことになっているからだ。さらには公衆に送信する設備で「商売」するんでしょ、だったらそれは公衆送信権だよねぇ、とかなんとかいう「カラオケ法理」ってのがあるらしい。

大変失礼をした。頭が悪いのは裁判所ではなく、著作権法だったのだ。
とっとと変えようぜ。そんなもん。

頭が悪いぜ

5月 29th, 2007

音楽データのストレージサービスは著作権侵害、利用主体はユーザーではなく提供会社に – CNET Japan

これは明らかに「私的複製」の範疇だと私は思うのだが、裁判所の人はなにがしたいんだろうか?

自分が私的に利用するための複製権を許諾されている著作物について、自分が私的に利用するために借りている、ないしは利用を許諾されている装置 - 私的にしか利用できない機構が付いている装置に保存して、利用する。この文脈のどこから利用主体は装置の提供者であるという解釈が出てくるのか。

このサービスがなければこのような利用形態がうまれないではないか、と指摘したいのかもしれないがそれは違う。

私は昨日このニュースに触れるまでオープンソースストリーミングサーバffmpegと端末番号認証を使用したほぼ同内容のサービスのプロトタイプを作っていた。技術要素の調査段階でわかったのだがこのあたりの基礎技術はオープンソースものがごろごろ転がっていて、ほぼ無料で利用できる状態にある。マーケター崩れの私に1週間でプロトが組めるのだ。エンジニアだったら2日で完成するだろう。

技術要素が先行して世の中の理解が付いて来ていない状態だったらまだしも、ブログの流行でネットがパーソナルメディア化しているのだからこのサービスは直感的に理解してもらえるだろう。

ネットの中だろうとポケットの中だろうと「俺しか利用できない」状態なのだ。裁判所が言うべきは「私的複製補償金払わんかい!ゴルァ!」だったのではないか。

なのに、だ。頭悪いぜ。裁判所

ちなみにプロト作成は止めた。訴訟要素が絡むサービスは割りにあわない。

硝子玉

5月 27th, 2007

今日のポタリングは昨日とは逆回りに池袋から明治通りを新宿方向へ。
上野から秋葉原−日本橋ルートでは殆ど坂らしい坂もなく僕の愛車であるシングルスピードバイクでも楽チンなのだが新宿周りだと細かいアップダウンが連続していてすこし太股がきつい。また、なぜだか道路工事が非常に多く路面が悪い。つまり、走っていて気持ちが良くない。

池袋から新宿、代々木、原宿、渋谷と移動していて、路面だけではない気持ち悪さに気がつく。どうにも風景が安っぽいのだ。硝子玉でアメリカ大陸を買っちゃったスペイン人がいたそうだが、同じように「若者」達から硝子玉で金を巻き上げる商売が軒を連ねているような気がしたのだ。
もちろん、やっている人たちはそんなこと思ってなくて品質の良い、かっこいい素敵なサービスを展開しているつもりなのだろう。
しかし、例えばアジア料理の店にはバリの熱気もバンコクのしたたかさも香港の歴史もなく木工のインテリアとパクチ−の香りしかしなかったりするし、アパレルの店では殆どが地面の値段だろうと思わせる金額の服をけしておしゃれには見えない店員さんがガム噛みながら売ってたりする。
そんな風に感じ始めると道を行く若者たちが口を半開きにしているのさえ癇にさわる。

僕は既に若者ではないので、彼らの”センス”に共感できないのは仕様がない。が、それでもあのようなものに金を使うのはもったいないと思う。アジア料理が喰いたければまず現地へ行け。飛行機代がなければしょうがない、新大久保か、もしくは中央線沿線なら現地の味に近いものが食えるかもしれない。おしゃれをしたければ日本橋のデパートか銀座のブティックを一回りしてからにしたまえ。押しの利いた店員に対して自分の趣味を通せるようになるとおしゃれにも研きがかかる。硝子玉よりもまず買うべきはダイアモンドだ。基本をおさえておけば応用はいかようにも利いてくる。

文京区をぐるっと

5月 26th, 2007

で、B-ぐるってそりゃどういう了見だい。

文京区コミュニティバス「Bーぐる」
B-ぐる

東京ドーム横で遭遇。残念ながら写真はとれなかった。
かわいいというかなんというか、微妙な線のキャラクタである。

フォトログ、で行こうかな。

5月 26th, 2007

大体がブログというのは私の生活記録だったりするわけだ。
じゃさ、デジカメ持って歩いて気になったもんをパチパチやっていくとけっこう楽しそうじゃん?

とみんな思ってフォトログなんだろうな。写メールで投稿も出来たりするんだろうし。

自転車でポタリングするようになってから町のいろんなものが目に入る。お祭りとかファンキーな看板とか、きれいな植え込みとか。
最近ちょっと世界を愛せなくなっていたけれど、フォトログとして取り込んで行けば接点復活かも。

トライしてみるべし。

奥さん復活

5月 26th, 2007

かかりつけのお医者さんによれば奥さんの症状はカゼ、ストレス、ウイルス性胃炎のトリプルパンチだったらしい。
今日は大分良くなって、一安心。

今週はゆっくり休んで復活してね。

気持ちが悪い

5月 23rd, 2007

本日は奥さんの体調が優れない。
友人と夕食をとってくるはずだったのが少しお話しただけで帰って来たらしい。

帰宅してすぐにパジャマに着替えてベッドに潜り込む奥さん。胃の具合いがよくないらしくきもちわるいと訴える。

「ねぇ、あたし、はしかかも。」

ここで奥さんの魂がスパーク。

「むむ?! はしか? あしか? あたし、あしかかも。あぉあぉっ!! ……… げふっ。きもちわるい…..」

確かにボケ倒しはきみの持ち味だが、命を削ってボケるのはおよしなさい。

Too Much Technology

5月 23rd, 2007

ギズモードで報じられていたF35用ディスプレイ付きヘルメット

F35 Headset

これさぁ、ヘルメット壊れちゃったらどうするんだろう。
ヘルメット脱いでも、計器盤とか照準器とかないわけでしょう?
ドッグファイトとかはやらないんだろうね。遠くからスマートなミサイルで攻撃して、自分は無傷で帰ってくるって前提の機械だよ。
だったらリモコンでもいいじゃんと思うな。

ジロ・デ・イタリア

5月 18th, 2007

去年から騒がれていたドーピング騒ぎでディフェンディングチャンピョンのバッソが出場しないとあって、腑抜けた大会になるのではないかとも思えたがなかなかどうして、面白い。
ディルーカやペタッキなどの実力派がきちんと勝利をあげているのも気持ちいいし、突出したヒーローがいないことも手伝ってか若手や一発屋達の果敢なアタックが多く見られるようだ。特にロシアのチーム・ティンコフがトリックスター的にアタックを繰り広げてレースに予想外の緊張感をもたらしている。昨日の第4ステージでの落車でクイックステップのコッパゲ/世界チャンピョン・ベッティーニが調子を落としているのが残念だが、後半には復活していつもの老練なレースはこびを見せてくれるだろう。

しかし!!! 我が家のヒーロー、ロビーマキュワンがまだ1勝しかしていないのが不満だ。
ちょっとヌルくなってんじゃねーの?まきゅまきゅ? ごりごりいこーぜ。
ペタッキに情けかけるこたぁねぇぜ。

SNSに想う

5月 15th, 2007

1年前に続々と立ち上がった多くのSNSで閑古鳥が鳴いている。
Mixiかそれ以外かと言う状況で、SNSはジャンルではなくMixi(モバイルではモバゲータウン)の別名になってしまった。

WEB系サービスでは勝者は一人だけでありWinner takes allであるのは良く言われる原則だが、これはリアルワールドと違ってサービスへのアクセスにかかるコストが限りなくゼロに近いからだ。「おしゃれなショップへ行くのに3時間かかる田舎の娘さん」も「こじゃれたコンドミニアムに住む都会のお嬢さん」も同じコストでそのサービスにアクセスできる。結果としてもっともうまく状況にフィットするサービスが自然と勝ち残る。”フィット”はマイケル・E・ポーターの用語だが、決して性能、機能で優位に立っていることは意味していない。マーケティングでいうところの価格、商品、販路、宣伝といった要素の複合がうまく噛み合っている状態をつくり出せたものが、勝つのだ。ネット内でのバイラルが特に販路と宣伝においてコストを押し下げていくのは言うまでもない。

では、後発はどうやって勝てばよいのか。先発が既に成功しているジャンルであれば、そこでの要素の複合/マーケティング・ミックスは成功した先発によってベストバランスにセットされている。あるいは成功した先発のミックスがベストバランスだと捉えられ、ジャンルの経済的な生態系を構築してしまっている。こうした状況のなかではマーケティングミックスの調整では勝てない。冒頭にあげたSNSにしてもそうだが、Alternativeは相当数あるものの、ネットではアクセスコストがゼロであるからには比較に要するコストもゼロだ。比較されては、後発は勝てないのだ。比較させずに、購入/加入させるにはどうするか?? フィットを、顧客とのコンタクトポイントにおいて最適化し、コンタクトポイントを購入ポイントに換えるにはどうするか??

これまでのような「座って使うPC」、「ながらで使う携帯」(ひょっとしたら意識せずに使うゲーム機やTVも)をミックスするところに解があるのは判っている。判らないのはその世界へ至る”導線”だ。

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以前勤めていた会社の入社面接で「スタートレックのコミュニュケーターが作りたい」と言ったが、その想いはいまだ変わっていない。僕の感覚器官や知識がテクノロジーによって延長され、新しい知や協業がスムーズに織りなされていく世界を作りたい。

まだまだ、道は遠い。