頭が悪いぜ

5月 29th, 2007 by tsuyoshi Leave a reply »

音楽データのストレージサービスは著作権侵害、利用主体はユーザーではなく提供会社に – CNET Japan

これは明らかに「私的複製」の範疇だと私は思うのだが、裁判所の人はなにがしたいんだろうか?

自分が私的に利用するための複製権を許諾されている著作物について、自分が私的に利用するために借りている、ないしは利用を許諾されている装置 - 私的にしか利用できない機構が付いている装置に保存して、利用する。この文脈のどこから利用主体は装置の提供者であるという解釈が出てくるのか。

このサービスがなければこのような利用形態がうまれないではないか、と指摘したいのかもしれないがそれは違う。

私は昨日このニュースに触れるまでオープンソースストリーミングサーバffmpegと端末番号認証を使用したほぼ同内容のサービスのプロトタイプを作っていた。技術要素の調査段階でわかったのだがこのあたりの基礎技術はオープンソースものがごろごろ転がっていて、ほぼ無料で利用できる状態にある。マーケター崩れの私に1週間でプロトが組めるのだ。エンジニアだったら2日で完成するだろう。

技術要素が先行して世の中の理解が付いて来ていない状態だったらまだしも、ブログの流行でネットがパーソナルメディア化しているのだからこのサービスは直感的に理解してもらえるだろう。

ネットの中だろうとポケットの中だろうと「俺しか利用できない」状態なのだ。裁判所が言うべきは「私的複製補償金払わんかい!ゴルァ!」だったのではないか。

なのに、だ。頭悪いぜ。裁判所

ちなみにプロト作成は止めた。訴訟要素が絡むサービスは割りにあわない。

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