Cyclingtimesの「ドーピングの最大の被害者は選手だ」というコラム。
現在ドーピングと呼ばれているものは日常にあふれています。近くの薬局やコンビニでも売られているのが、対象となっているのです。たとえば、徹夜続きの編集者なんかが飲むような栄養剤は必ず引っかかります。パスタだけで毎日200km走ることができるか、やってみればいいと思います。
自転車は現在もっともクリーンなスポーツのひとつに挙げられるでしょう。プロ選手の人権は無視され、風邪薬も無断で飲めず、プライベートはない状態で生活しているのですから。
それは違うよ。パスタで200Km走れないなら、リタイアするべきなんだ。
だって、プロなんだから。
薬局やコンビニで売られているものでも、十分に危ないんだぜ? 試しにバファリン一箱一気飲みしてご覧よ。命にかかわるぜ。徹夜続きでへろへろな編集者が飲んで元気になる栄養剤なら、スポーツの結果も左右できるでしょう。
問題をすり替えるのは止めてほしい。これはルールを守ったのか、そうではないのかの違いなんだ。ルールを守って不利益を被った - 死んじゃったとか、プライベートが無くて家族が誘拐されちゃったとか - ひとがいるのならルールの是非を問うても良いが、ルールを破って利益を得た人たちを許すのなら金が無くて万引きした人たちも許されなきゃいけない。それは、ルールじゃ無いしそんなもので運営されるのはスポーツじゃない。
ルールの運用が恣意的であることは責められても良いかもしれないが、ありふれているから良いとかそうでもしなきゃやってられないとかいうのは、違う。それこそレースが好きな観客を無視し、競技を一生懸命やっているプロたちを軽視した見解だと、僕は思う。