今年のリネージュ-バストーニュ-リネージュでは先頭争いに加わりそうだったのにいつの間にかいなくなっちゃったクネゴのへなちょこさも素敵でしたが、何といっても見ものだったのはともにCSCに所属するフランク&アンディ・シュレックの兄弟仁義でした。
まずは先に逃げていたアンディ(弟)にフランク(兄)が追いつく。
ア:「兄ちゃん! 来てくれたんだね!!」
フ:「あたりめぇじゃねぇか! さぁ、もう少し引いてくれたら交代してやるぜ。」
と言ったかどうかは知らないが、ルクセンブルグの兄弟封建主義、年功序列をまざまざと見せつけてフランクはアンディに引かせつづける。
さらにレベリン、バルベルデといった強豪と形成していた先頭集団からアンディが抜け出すのだが、おそらくこれも兄ちゃんのジャイアン的指令に違いない。
フ:「お前さぁ、ちょっと逃げてみねぇ? そうすっと俺引かなくていいじゃん? で、最後で俺がズバーンと。」
ア:「兄ちゃん…俺、勝てねぇじゃん。」
フ:「そういうこと言ってるとさぁ、小学生の時のおねしょ、みんなにばらすぜ?」
ア:「兄ちゃん!! 分かったよ! おれ、逃げるよ!!」
てなやりとりがあったに違いない。
弟に結構な仕事をさせて力を温存したフランクだがズバーンといくはずのところで見事に不発。レベリンとバルベルデに簡単に追いつかれ、ゴール前のスプリントもまったく踏めずにいいとこなしの3位でゴール。
そんなんじゃ、そのうち業を煮やした弟に逃げっぱなしでゴールされちゃうぜ、フランク。