午後の飛行機でベトナム・ホーチミンへ移動した。
AirAsia
脅威の格安航空だが、儲かっているらしい。チケット代格安、飲み物などの機内サービスなし、座席予約なし、荷物も有料である。座席指定が無いためにしばしば「椅子取り合戦」状態になるようだが、これを避けるためには「優先搭乗券」を買えば良い。といっても、実態はシャツに貼るシールだ。
こいつを貼っていると、まずは飛行機までのバスに優先してもらえ、飛行機の中では優先席を確保していてくれて、「席取り競争」をしなくてもすむようになっている。
僕は荷物が15Kgまでのところを20KG持ち込んでしまい、5KGの超過分として900バーツほどとられた。運賃が一人800バーツだというのに、だ!! 運賃が安いことに怒るべきなのか、たった5KGの超過に運賃以上の料金をとることに怒るべきなのか。たぶんどちらでもなくて総額2万円以下で大人二人がベトナムまで移動できることに喜ぶべきなんだろう。
ちなみに、椅子は合成皮革張り。

こちらの方が掃除が楽なんでしょう。
CAのおねーちゃんがこれまた絵に描いたようなギャルでキティちゃんのバッグからマスカラを取り出しては塗っている。制服も真っ赤でボディコンシャスぎみのスーツであり、結構エロい。これなら少しぐらいサービスが悪かろうが逆に文句も出るまい。
ベトナム到着、タクシーでトラブる
東南アジアにおける空港のタクシーは旅行者にとって必ず乗り越えなければならない最初の関門である、と定義してもいいぐらいだ。
空港内の両替所で20$ほどをベトナムドンに両替し、外へ一歩出た途端…! 周囲からわっと人があつまり、口々にタクシーを売り込んでくる。丸刈りの僕が厳しく睨みつけると去っていくのだが、奥さんの方には4人ぐらいがまとわりついている。ここでもイラついた僕は「俺のヨメから離れんかいボケぇ!!」と一喝してしまう。中学生以来、人を怒鳴ったことなんか無かったのに。
結局、その場に居合わせた何だかよくわからない空港タクシーに乗り込むと…睨みつけて去らせた運転手じゃないか!! 確か8ドルで行くとかなんとか言ってたよなぁ…まぁ、いいや。とにかくホテルまでやってくれと頼んで走り出す。
道中、運ちゃんはずっと怒っている。
これが僕には新鮮だった。週の前半を過ごしていたタイでは、至る所に「旅行斡旋業者」がいて「***は今日やすみだからこっちへ行け。おれがトゥクトゥクを紹介してやる。」とか「このエリアは管理されているから行儀の悪いトゥクトゥクは入ってこれない。どれを拾っても安心だが、せっかくだから俺が交渉してやろう。」など頼もしい言葉で営業をかけてくる。これらの「旅行斡旋業者」は決して怒らない。怒ってしまっては僕との交渉が終わってしまうことを知っているからだ。
ところが、ベトナムのタクシーの運転手は僕が彼の言い値でタクシーに乗らなかったことに怒っている。
彼はともかく自分の値段が正当であると思っているのだ。それが盲信なのか、鈍感なのかはよくわからないが。
僕は彼のメンタリティがタイの「旅行斡旋業者」に比べてナイーブであることに感動した。で、結局8ドル相当を払っちゃった。
ちなみに、帰りにホテルから空港まで乗ったときのタクシー代は5ドルぐらい。やっぱりボラれているのだった。
ドンユーで晩飯
カラベルホテルへチェックインし、1ブロック歩いたところにあるドンユーというベトナム料理屋で晩飯。
こぢんまりとしているが、民族音楽の演奏などもあったりして旅行者にはベトナム気分を満喫できるレストランだった。
3品頼んで20ドル。和民クラスのお値段であるが、普通にうまい。オリエンタル・バンコクのような感動やホスピタリティは望むべくもないが、若々しいホールスタッフを見ていると昔の日活映画を見ているような気になってくる。国その物が若く、成長期なのだ。すべてはこれからなんだろうな、と一人で妙に納得する。
ベトナムコーヒー
食事をすませ、ホテルに帰ったが少し早いのでロビーでコーヒー。せっかくなのでベトナム式を頼んでみた。
お湯がすべて落ちきるまで待つと、砂糖も入れていないのに黒みつのような味のする濃厚なコーヒーが味わえる。町のカフェで頼めばコンデンスミルクが付いてくるのだろうけれどカラベルホテルのものは、無し。僕もブラックがこのみなのでそのまま美味しくいただき、5日目を終えた。










































