Archive for 2008年7月

フレッツ光にしたもんね

7月 31st, 2008

自宅サーバカテゴリの記事だが、実際には「脱自宅サーバ」な内容です。

我が家のコンピュータ環境を整理する最後の一手として、アクセス回線をこれまでのUSENの光回線からフレッツ光に変えました。もちろん、電話もISDNからひかり電話にしてます。

電話につけていたISDN用ルータのSOHO128というとても懐かしい機械 - 結婚する前から使っているのでそろそろ12年ぐらいになるはず - がそろそろさすがに寿命で、熱はでるわ、突然止まるわでとてもおっかない状態だったのも改善。

通信料金も、固定電話3,000円+ネット4,000円だったものが両方合わせて2,000円程度になってとってもお得。

ただなぁ。VDSLルータがでかいんだよ。ランプがいっぱいついててまぶしいし。
ベッドルームにおいておくのがちょっと気が引ける。

英雄たちの夏

7月 27th, 2008

「なんか小粒なやつばっかでツマンナイヨネ」とか「オーラがないんだよね」とか言ってたんだけど、反省します。ごめんなさい。

今年のツール・ド・フランスは終盤にかかってとんでもなく面白くなった。上位6人が3分以内にごっちゃりかたまる展開といい、個人の力量VSチーム力が秤にかけられることになった今日のタイムトライアルといい、逃げにドラマが見える第18,19ステージといい、すさまじくアドレナリンが噴出すレース展開を見せてもらった。

たとえば、ランス・アームストロングやコンタドールのように端正でチーム力も安定していて、勝つべくして送り出されるヒーローももちろん素敵だ。真打が登場するのはいつも見せ場に決まっているのだから。でもね、混沌の中から努力を重ねて結果にしてくるのを見ちゃうと、やっぱり魂が震えてしまうのだよ。エースのドーピング、スポンサーの撤退をかまされつつも自転車チームとして強くあろうとしてきたCSCと、カデル・エヴァンスというスターを得てこれまでの逃げ&スプリント体制を一気に総合向けに切り替えたサイレンス・ロットが繰り広げる丁々発止は、神々にも等しい超人ではなくて等身大の選手たちが持っている力を最大限に生かすにはどうすればいいんだろうって工夫している様子に見えて、なんだかとっても人間臭くて素敵だ。

実質的な最終日である今日のタイムトライアルで歯を食いしばり、疲れきった筋肉を意志の力で無理やり動かしている選手たちはやはり、英雄だ。

今年も、英雄たちの夏をたっぷりと楽しませてもらってなんともうれしいのだ、僕は。

願わくば、明日のシャンゼリゼで敬愛するロビー・マキュワンのスプリントが炸裂してほしい!!
こうなったらエヴァンスも引け!!! ポポヴィッチも引け!!! せめて最後ぐらい勝て!!!!

マーケティング、開発、セールス

7月 18th, 2008

煮詰まっている。

昨年転職していらい担当している事業は黒字ベースに載せた。が、ものすごくビジネスのサイズが小さい。じゃぁどうやってサイズを広げていくかをここ数日考えているわけだが、どうもいいアイデアが浮かんでこない。黒字になったのであれば活動量を上げ、キャッシュの回転数を上げて利益バンバンだしゃいーじゃねーかというのが正論だ。うまく行ったのは「皆さんのコストを引き下げます。リソース調達を経費化できます」という「Everyday Low Price」なプロモーションを徹底したからなのだが、会社上層部はそういう商売は嫌いでもっと「ノウハウや知識を(高値で)売ってほしい」らしい。とはいえうまく行っている以上、この戦略を放棄するなんていうのはナンセンスだ。というわけで煮詰まっている。ノウハウが高値で売れる時代が終わったから、SaaSとかいってんじゃねーのかよと愚痴も言ってみたりする。

まぁそんな阿呆な状況なので、自身内部での整理/納得を作る意味も含めてマーケティングの機能論をポストしておく。

マーケティングは金床である
敬愛するフィリップ・コトラー先生いわく「マーケティングとは顧客志向の視点から製品、価格、商流、プロモーションを設計すること」なわけだが、この定義そのままでは製品開発部、営業部、宣伝部各位から「それは俺の仕事だ」と怒られる。なぜなら、マーケターはこれらの仕事を直接やるわけではなく、あくまでも設計を行うことがミッションだからだ。
かくしてマーケターは「人の仕事に指図をくれるハンパなシロート」または「能書き垂れる口の達者な責任投げ渡しヤロー」として嫌われるわけだ。

が、マーケターはマーケットのニーズを拾い上げ、営業を含めたPOS(Point Of Sales)に誘導し、顧客を獲得する一連の流れのグランドピクチャーを準備しているのだ。

マーケティングが準備するグランドピクチャーは金床のように働くと思えばよいかもしれない。適切な場所に、適切な大きさでおかれた”面”である金床に対して、営業/販売店といったハンマーが”点”でお客様をとらえ、関係を開始するイメージだ。ハンマーによるインパクトが充分に働くためには金床が充分な強度をもっていなければ、ハンマーによるインパクトが逃げてしまい、ターゲットを捕らえられない。逆に、金床が充分な大きさと強度を持っているのならばハンマーはそれほど大きなものを使わずとも、小さなインパクトを多量に行うことでより効率的にターゲットを捕らえられるかもしれない。

この”面”なり”金床”なりはプロモーションだけで構築されるわけではない。プロモーションなりブランディングなりで成立するのは顧客の心的側面であり、受注にはつながるが利益にはならない。利益は納品による債権/債務の発生から生まれるので、実際に財やサービスを供給する能力を同時に準備しておかなければPOSでいかに受注を積み上げたとしても利益にはならない。マーケティングが製品や価格にまで口をだすのは、利益を確実に生み出すようにするためだ。

営業とマーケティング
金床とハンマーというたとえをしたように、営業(もしくは販売)とマーケティングはそもそもの機能がまったく違う。営業なり、販売なりは実際に目の前に居る顧客のニーズを点で汲み取り、満たすことが重要であり、ミッションなのだ。利益を生み出すグランドピクチャーを用意するマーケティングの仕事とはまったく違う。ただ、この両者が強調していなければ、ハンマーを振り下ろしてもそこには金床がないとか、ものすごく小さいハンマーに対して巨大な金床を用意してしまったりとか、その逆とかといった「何でそんなことがあるの?」的現象が非常に簡単に発生する。

SIerにおいて、マーケティングではなくプリセールスやコンサルタントが重用されるのにはここに理由がある。
SIerは基本的にワンオフでシステムを作る。目の前の顧客ニーズを満たすためにシステムを作る。従って、金床のサイズは最小-1社のニーズをまかなうサイズでよいし、ハンマーのサイズ、数も同様である。また、金床も顧客ごとに違っている必要がある。なぜなら顧客ごとにニーズが違うからだ。
このような状況の中では、これは既に金床と呼ぶのに適切なサイズではない。ハンマーが2本あるようなものだ。
かくして、SIerではマーケターではなくプリセールスが顧客に対して供給する財・サービスの設計を行うことになる。
もしSIerでマーケターの役割を求めるならばプロモーション、しかもマーケティングコミュニケーションだけがそれだろう。

SaaS時代のシステム屋におけるマーケティング
SaaSでは点のニーズを面でカバーすることになる。まぁ実際にはカバーしきれないお客も居るのでカスタマイズとかAPI公開とかになるのだけれど、基本的なアーキテクチャはみなで共有することになる。
先に見たようにSIerではマーケティングは成立せず、プリセールスが代替することになるがSaaSではもう少し複雑だ。
標準的なサービスでカバーできてしまう顧客に対しては、マスプロ商材と同じようにプリセールスではなくマーケティングによる囲い込みが有効になる。こうして囲い込んだ顧客の中からさらにカスタマイズへアップセルしていくなど顧客の啓蒙/啓発も有効だ。これらを有効に機能させていくためには、SaaSが提供する価値とはなにか、といった「価値観」そのものの標準化 - 文化の育成といってもいい - が必要になる。そしてそれこそが利益を生み出すためのグランドピクチャーになる。

ん~。ブログに書く話じゃねーな。このへんにしとこう。

ラウンジのトイレ

7月 16th, 2008

そういえば、チャイナエアラインの台北ラウンジでトイレについているウォシュレットがものすごい。

パワフルなのだ。

普通のビニールホースから蛇口全開で水出してんじゃねーのかぐらいの勢いで洗ってくれる。

豪快なのがお好きな方にはたまらんだろう。「業務用ウォシュレット」と命名させていただいた。

自宅サーバ撤廃

7月 14th, 2008

我が家で運用していた最後の1台、玄箱をつかったFTP/SMBサーバを止めました。

HDDの温度が現段階で47度ぐらいまで上がってしまうので、いつ止まるかヒヤヒヤものだということがひとつと、近頃のながれとして自分でテクノロジーを所有するよりもユーティリティ的に使うほうがカネも時間もエネルギーも効率がいいということ、以上ふたつの理由で踏み切ってみました。

WEBはさくらインターネット、メールはGoogleApps、写真はPisca、バンド用データフォルダはWindowsLiveといろいろなところへ振り分けてみました。で、今まで自宅でやっていたことは全部出来ています。バンド用データフォルダもGoogleでやろうかと思ったのですが、容量が足らないので5G使えるWindowsLiveにしました。

こういうのがテクノロジーのユーティリティ化ですよ。世の中はこっちですよ。「うちの会社は技術力が」とか言っているとワンオフものしか作れなくなって町工場化してジリ貧ですよ。頼むよ、もう。

Kiva : 世界も捨てたもんじゃない

7月 9th, 2008

Kivaはマイクロファイナンスに気軽に参加できるサイトだ。

 いわゆる途上国の人たちにとって、事業に必要な$1,000を調達することはとても難しいことだ。彼らにとって$1,000はとても大きな金額 – 例えばタジキスタンでは平均年収が$300程度なので年収の3倍だということになる。ところが、我々にとってみれば1ヶ月の生活費にも満たない金額だったりする。じゃぁ、そういう我々にとっては”小さな金額”を出し合って途上国の人に”融資”してみるっていうのはどうだろう?っていうアイデアがKivaだ。

 実際にはKivaの向こうにもう一つ、現地での取りまとめ機関が入って貸付先からの返済を管理している。返済されたお金はKivaのアカウント内で管理され、別の「事業者」に貸し付けることができる。Kivaのアカウントから金を引き出せるかどうかはよく分からないが、僕としては『そんな野暮は止せよ』と言いたい。収益を目指して金を貸すんだったら国内株でもヤミ金でもやればいい。

 「旦那と別れてから3人の子供を育てて来ました。パン屋の商売を広げて、地元のお菓子をもっと売っていこうと思うんです。スーパーでも扱ってもらっているんです。」っていうパラグアイのジュリアさん(40歳)とか「ウェディングドレスを仕入れれば、ビューティーサロンの仕事が広げられると思うんです。」っていうタジキスタンのザファロさん(28歳)とか、一生懸命生きている人たちにやろうとしていることを実現してもらえれば、僕もいい刺激をもらえる。「よーし、俺も負けないもんねー!!」と前を向くモチベーションになる。それが僕の得る対価だ。

 それに何といっても”寄付”とか”慈善”じゃなくて”融資”だというのが善い。僕は僕の意志で誰にいくら融資するのかを決められる。使い道を自分で決めた以上、返ってこなくても僕の責任だ。誰を責める必要もないのは、通常の寄付に比べてとても気楽だ。

 一口$25からで、クレジットカードで投資できる。関心のある人はぜひ、サイトを訪れてみてほしい。

Kiva http://www.kiva.org

 融資したいけれど英語が苦手な人は、私が手伝うので声をかけてください。

閉塞感

7月 8th, 2008

何だかんだと言ってこれで10年ちかく携帯電話関連で飯を食わせてもらったことになる。

2000年に着メロプロバイダのCTOをやったのを皮切りに、キャリアでのメールサービス担当、フリーのコンサルタント、着うたプロバイダでの社内コンサル、検証関連サービスの再構築とこなしてきている中で今ほどモバイル業界のモメンタムが減じているのを感じたことはない。

iPhoneの盛り上がりやソフトバンクの14ヶ月連続No.1が意味しているのは、コンテンツ市場におけるキャリア主導の垂直統合構造の陳腐化だ。これ自体は2005年ぐらいから緩やかに進行してきているのだが、これを補っていたいわゆる勝手サイトのビジネスが成り立たなくなってきている。ものすごく簡単に言ってしまえば、携帯電話だけで完結する商売はもうダメだ。PCサイトやリアル店舗との連携で生活感のあるサービスに対して展開できなければ、生き残れない。

で、これがモバイル業界の閉塞感に他ならない。
だってリアルなところで商売やってる大人とは文化も生活も違う連中がコンテンツ商売やってたんだもん。
逆に地べたでセールスプロモーションやってた人たちとか、チラシ屋さんとかの方がチャンスがあるかもしれない。
あるいは、スーパーの店長さんがそのまま使えるようなASPとか。
で、これまた「モバイル業界」の連中には苦手なところだったりする。

そしてその中にいる僕も閉塞感バリバリ。

どうすりゃいいもんやら。

7-8日目 お腹いっぱいです

7月 7th, 2008

前夜にお腹を壊してひと騒動あったけれども、翌朝にはすっかり元気…だった気がする。

まずは午前中をプールで過ごし、

お昼はカラベルホテルの裏に建っているシェラトンでアフタヌーンティーにする。

この後、奥さんをヘアエステに放り込みホーチミンを一人でうろつく。

ベインタイン市場

統一会堂

パスター通りの露店街

道端で売っていたサイバーパンクななにか

ぐるぐると歩き回っていても、バンコクのようなその場所のエネルギーに圧倒される感覚はない。バイクタクシーの運ちゃんが呼びかけてくるが、極めて礼儀正しい。こちらが「No」と言えばそれきり誘ってこない。

ただしベインタイン市場だけは別だ。
観光客も多いが、それ以上に、言葉通りの意味で市場である。商品が所狭しと並べられ、売り子が熱心に客を呼び込み、そこかしこで交渉をしている。ならんでいる商品も市場へ来る道すがらの露店においてある、判で押したような「チェ・ゲバラTシャツ」とか「TinTinベトナムを歩くTシャツ」ではなくコーヒー、豆、香辛料といったものから肉、魚、野菜、置物、時計となんでもござれだ。今回ホーチミンでもっともエネルギーを感じた場所である。
ただし肉や魚を冷蔵せずに売っている姿は心臓の悪い方にはすこし毒かもしれない。

ヘアエステのすんだ奥さんをピックアップし、ホテルへ戻り夕食はディナーブッフェで済ませた。

走ってヤクルト
8日目は帰国するだけである。

ホテルからタクシーに乗り込み、空港へ向かう。
来るときには気がつかなかったが、プロパガンダ看板が結構残っている。

そんな看板もありつつ、飯1回で三万ドンの国でガソリンが1リットル14800ドンである。

そりゃぁカブ以外には乗る気にならないわけだ。

空港にはなぜか寄付箱がある。

「なぜか」としたのは、この寄付が何のためなのかどこにも説明が無いからだ!!

帰りも台北経由だが、今度は時間の便がとても好い。台北までの機内で昼食をとり、成田までの機内で夕食がちょうどいい時間に出てくる。ただしホーチミン出発が20分ほど遅れてしまったので、楽しみにとっておいた台北でのヌードルバーはトランジットタイムがたらず、あきらめることになった。

が、奥さんがどうしても「ヤクルトが飲みたい!!」とおっしゃる。タイとベトナムで魚醤の匂いにやられてしまった奥さんとしては乳酸菌で胃腸を整えたかったらしい。
というわけでボーディングタイムだというのにラウンジに駆け込み、奥さんはヤクルト、僕は牛乳を一気飲みした。

ラウンジに入って2分ぐらいで出てくる客というのも珍しかっただろう。

帰りは順調。美味しいご飯をいただき、

セロリもシートベルトを締めて着陸。

無事、帰国となった。

お腹一杯
我が家のバケーションは「海と太陽」が基本であったものを今回は都会に繰り出してみた。
結論からすると…単純にできている我が夫婦にはすこし、ハードルが高かったようでお腹一杯感がつよいですねぇ〜。
人間や都市の刺激が強くて、受け止め切れなかったのがすこし、残念です。
現地のガイドさんを頼むとかすれば、もっと素直に受け入れあえたのかもしれません。

6日目 素朴な国、ベトナム

7月 2nd, 2008

空港へ着陸する飛行機の中からベトナムを見下ろすと、道にアリがたくさん走っている。
もちろんこれらはアリなどではなくて大量の「ホンダ」、小排気量のバイク - いわゆるスーパーカブである。
バンコクでのバイクもなかなかにすごい数だと思ったけれど、ベトナムではさらにすごい。

走っているバイクのほとんどは燃費のよいホンダのスーパーカブ、またはカブのカウルをモダンにした一見スクーターに見えるもの。

で、こいつらが信号の無い交差点ですれ違っていく。

そうなのだ。ホーチミンでは、少なくとも僕がうろついた範囲では信号らしい信号が無い。さすがに3車線道路ぐらいになるとそれらしきものはあるのだが、他は基本的に、ない。
じゃぁどうやって交通が統制されているかといえば、「自己責任」である。思い出したように歩行者用の信号が設置されている交差点も有るには有るが、交差点近くの電柱にひっそりとつけられていて、そこに信号があることを知らなければまず気がつかない。信号その物の形も統一されておらず、認識するのに難易度が非常に高い。

ということで、大量のバイク、車、人が道をてんでばらばらに行き交うことになる。通りを渡ろうと思ったらまず流れを読み「あそこの切れ目で渡ろう」とホーチミン初心者の僕などは考えてしまうが、ホーチミン上級のローカルな方達はまず、渡り始めてしまう。きちんと左右を確認しなきゃあぶねぇじゃねーか、と思うが走っている車やバイクの方も「そんなもんだ」と思っているらしく、上手に避けて走っていく。
ここでは変に道の真ん中でビビって立ち止まったり、動きのスピードを変えることの方が危険な様だ。みな、落ち着き払って道を渡っていく。
ここまでなら「へぇ、上手くできているもんだねぇ」レベルだが、ホーチミン・ローカルの方々はさらにすごい。バイクで、同じ事をするのだ。
道幅10mはあろうかという大きめの通りの横断もお構い無しにつっこむ。バイクと車の塊が来ているとこへ、別のバイクと車の塊が90度横からぶつかっていき、だれも死なずにすれ違うのだ。すごいとも思うが、やはり事故も多いと奥さんが行ったヘアエステのおねぇチャンが言っていたそうだ。

ランドマーク達
バイクに圧倒され続けていたわけではなく、いくつか名所めぐり。これらは徒歩15分圏以内にあり、半日あれば全部を見て回れる。


人民委員会庁舎。フレンチコロニアル調でとても美しい。


聖マリア大聖堂。ちょうど結婚式を上げているカップルがいた。


中央郵便局。


中央郵便局のなか。FedexとかDHLの専用カウンターもあった。

フォー24
ベトナムうどん、フォーが一杯24000ドン(150円ぐらい)で食べられるということだったが、インフレのためか32000ドンになっていた。
で、これが文句無く美味い。

食い物はその土地のものが美味いのは当たり前だ。たとえどのような店であっても、その土地にあり、その土地で営業をしているというだけで、他の土地に比べて圧倒的なアドバンテージが有る。例えばデュッセルドルフの蕎麦屋は巣鴨駅前の富士そばに遠く及ばない。ましてや、同じく巣鴨駅前の武蔵屋レベルのそばなど海外では望むべくもない。

と言うわけで、土地の滋味と年季を一杯に詰め込んだフォーのまずかろうわけが無い。スープ、麺、具材、付いてくる大量の香草すべてが予定調和の中に溶け込み、生物の進化があらかじめ定められていたかのような完成度を誇るのにて圧倒的なそつのなさである。豪華でも、技術が高いわけでも、着想が素晴らしいわけでも無い。ただただ、圧倒的に完成された破綻のなさなのだ。すべてがこうあるべし、という姿のままそこにある。本来はハノイの料理だということだから、ハノイで食ったら涙を流してしまうかも知れ無い。

海外出張から帰ってきたときに、富士そばへ駆け込んでもりを掻き込むことがある。おそらくはベトナムの方もそのようにフォーを喰らうのであろう。

ピンチ!
ランドマークをまわり、フォーを食い、ホテルのプールで少し遊んでからレストランへ出かけたのだが…。
そこで僕は急にお腹が痛くなってしまい、せっかくの「フエの宮廷料理」とやらを楽しめなかった。

レストランを早々に引き上げ、ホテルに戻ってからしばらくは「トイレとお友達」状態になり「むむ!!コレラかも!!」とヒヤリとしたが、一通り出るものが出てしまえば落ち着いた。生水や生魚は避け、食事時の手洗いなども欠かさなかっただけに少し驚いたが、どうやらミネラルウォーターそのものが僕に合わなかったか、昼に食ったフォーについていた香草で腸がビックリしたかのようだ。一晩寝て、次の朝にはケロリと直っていた。