何だかんだと言ってこれで10年ちかく携帯電話関連で飯を食わせてもらったことになる。
2000年に着メロプロバイダのCTOをやったのを皮切りに、キャリアでのメールサービス担当、フリーのコンサルタント、着うたプロバイダでの社内コンサル、検証関連サービスの再構築とこなしてきている中で今ほどモバイル業界のモメンタムが減じているのを感じたことはない。
iPhoneの盛り上がりやソフトバンクの14ヶ月連続No.1が意味しているのは、コンテンツ市場におけるキャリア主導の垂直統合構造の陳腐化だ。これ自体は2005年ぐらいから緩やかに進行してきているのだが、これを補っていたいわゆる勝手サイトのビジネスが成り立たなくなってきている。ものすごく簡単に言ってしまえば、携帯電話だけで完結する商売はもうダメだ。PCサイトやリアル店舗との連携で生活感のあるサービスに対して展開できなければ、生き残れない。
で、これがモバイル業界の閉塞感に他ならない。
だってリアルなところで商売やってる大人とは文化も生活も違う連中がコンテンツ商売やってたんだもん。
逆に地べたでセールスプロモーションやってた人たちとか、チラシ屋さんとかの方がチャンスがあるかもしれない。
あるいは、スーパーの店長さんがそのまま使えるようなASPとか。
で、これまた「モバイル業界」の連中には苦手なところだったりする。
そしてその中にいる僕も閉塞感バリバリ。
どうすりゃいいもんやら。