システム屋とIT企業

8月 1st, 2008 by tsuyoshi Leave a reply »

IT企業のシャッチョーサーンがバブルでウハウハだったこともあったなぁ。

IT企業といわれていた人は「ITを使って何らかのサービスを提供する人たち」であって、「ITシステムを作ることを専門にしている人たち」とは違う。前者は手段としてITを使い、提供しているバリューは別のものだが、後者はバリューとしてITを提供している。

で、皆さん気がついている通り、前者は生き残るが後者はこの国ではもう先が無い。

たまたま、この国は島国で単一言語、単一文化、単一政府で…文化的には非常に平板だが外部に対してはものすごく高い参入障壁があるのだ。従ってゲゼルシャフト・ゲマインシャフトで物事が進んでいく。縮小均衡の中でいかに残りのパイを多くとるかで、さらに地縁・血縁にのめりこむ:アライアンスでとにかく生き残りを最優先しようという傾向が大きくなる。ないしは当面目前の課題に集中しようとしすぎるあまりに矮小な部分最適解でよしとし、全体最適解からは遠ざかってしまったりする。

かといって、「ITそのものをバリューとして提供する人たち」がいないと「ITを使って何らかのサービスを提供する人たち」も手段の構築が出来ないわけで。今のところは。タイ人とかフィリピン人とかがどかっと労働集約的な部分を代替してしまう可能性はすぐそこまで来ているし。

いやね、そういや僕はずっと「ITを使って何らかのサービスをする人たち」の部類にいたんだよなぁ、と思ったんですよ。
で、今の会社は「Itそのものをバリューとして提供する」部類の会社なんだ、ということに改めて思いをめぐらせると、今のところ大丈夫だけど、そろそろやばいなぁと。
『全世界共通携帯電話開発環境』なんていうのが出てきたら、あっという間にコモディティ化して縮小均衡だよなぁ、とおもったわけですよ。

やばい、やばい。

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