ゴスペルコンサートのドキュメンタリーだと勘違いして借りてきた、THE GOSPEL。だってさ、コピーが”ヨランダ・アダムスほかゴスペル界の大御所が集結した感動のゴスペル映画『ゴスペル』”ですよ。パフォーマーが主役だと思うじゃないですか。
中身は非常に聖書/教会的なお説教ストーリーにコンテンポラリーゴスペルが少しまぶされている感じ。
教会の牧師として自分の思うとおりに物事を進めたい「息子1」とR&Bシンガーとして成功したんだけど、死んだオヤジが作った教会を「息子1」に思い通りにされるのが癪に障る「息子2」が、何だかんだと衝突しつつ「そんなの小さいよね!! 完璧な人や組織は無いよ!! 完璧なのは神だけだ!! さぁ、一緒に祈ろう、そしてあしたもがんばろう!!」と大団円な話。
浪花節が好きな僕はすこしはホロッとくるけれど、黒人ではなく教会へ行く文化も持っていないので今ひとつ、リアリティがない。「創価学会での教区内争いを池田大作がうまくさばいた」っていうのとおっつかっつに見える。アメリカ人とか、創価学会の人とか、教区運営が身近な毎日の問題として感じられる人たちにとってはこの大団円は響くんだろうけどね。