Archive for 2008年12月

新大久保で大失敗

12月 13th, 2008

人は自分を信じて生きていかなきゃいけないねぇ、というお話。

僕のベースが先日からボリューム調整をするとノイズが出るなど調子が悪くなってしまっていたため、新大久保のベースセンターへ奥さんと二人で持っていった。
その後、もはやコリアンタウンとなっている新大久保をぶらついているうちにお腹が空いてきたのでどこかに入ろうか、ということになったのだ。

しかし、普段来ない場所なので勝手が分からない。
ランチの相場であるとか、うまい店がどの辺にあるのかとか。

では、ということでお客さんが並んで待っている店なら間違いがなかろう、ということで「おんどる」という店に入ってみた。

  大   失   敗。

「辛くて旨い」はずのユッケジャンは辛子をとかしたお湯だし「野菜の旨味たっぷり」なはずの牛と野菜のスープは肉の臭みが抜けていない薄いスープに中途半端に味噌をといたものだ。そういえば、中学校のキャンプで誰かがこんな味のスープを作って皆に怒られていた。

奥さんの胃袋は危険を察知したらしく3口めあたりから「満腹でーす!もう食べ物を入れないでくださーい!!」というシグナルを送り始めたらしい。食が進まない。僕は何とか食べきったが…いやはや、店の外にお客さんが並んでいた理由がまったく分からない店であった。

が、これは店が全面的に悪いとは言い切れない。
見知らぬ土地で「行列ができている店なら旨いはずだ」という常識を踏もうとした僕等の弱い心にも原因がある。
チャレンジする強い心を持っていれば…失敗するんだろうなぁ。

次は、ちゃんとおいしいお店を調べてから行こうね、奥さん。

言語と文化

12月 2nd, 2008

CNETによれば、楽天技術研究所フェローであり、Rubyの開発者でもあるまつもとさんが、楽天の技術カンファレンスで

オープン化が進み、誰もが容易に情報へアクセスできるようになった。情報隠ぺいは意味がなくなり、距離や時間に守られてきた小さな世界、いわば箱庭は失われようとしている。オープンソースソフトの台頭で、一部の巨大ベンダーを除けばパッケージソフトで利益を得ることが困難になっており、エンジニアには安住の地がなくなってきている」
 箱庭の最後の砦として残るのは言語と文化である

とおっしゃったとのこと。

最後の砦が言語と文化っていうのはここの所考えていることに符合するので、条件反射的にうなずいてしまうのだけれど、でもちょっと「安住の地がなくなってきている」というのは違和感があるなぁと思ったので、エントリにまとめておく。

注文生産を含む、勿論ソフトウェアを含む工業製品での商売にはその設計などの知的財産と、製品を物理的に形にするための生産設備と、顧客まで届ける物流組織が必要だ。エンジニアは設計などの知的財産の部分、製品を物理的に形にするための生産設備の部分により多く参加するわけだけれど、まつもとさんがおっしゃるのは「知的財産の創造」で飯を食うのが難しくなったという部分であるかと思う。
そこには全然違和感は無いのだけれど、それがエンジニアの安住の地でしたかと問いたくなる。

パッケージ商売が出来ないからといって、顧客要望への実装に技術要素がなくなったわけでもあるまい。経理や在庫管理などパッケージで標準化が出来ていたバックヤード業務はだいたいシステム化が終了し、今度はよりアグレッシブに販売するための広告/販売連動システムなどに主軸が移っていくはずで、その分野ではより統合的で、商売に根ざした「問題解決係」としてのエンジニアが求められるはずだ。

で、そっちのほうが本来的な意味でのエンジニアじゃねーのか。