続:オープンソース商売

3月 19th, 2009 by tsuyoshi Leave a reply »

うちの会社の社長が交代して、給料が5%下がるそうだ。
社内で唯一利益を上げているはず、な俺のモチベーションも下がってるので、いろんなお話はどんどん受け付けますよ。

さて、前回の続き。

導入を契機として事業運用の一部を担うことでカネを儲けるという絵柄はコンピュータ業界が50年前からやってきたことでもある。20年ほど前にこの業界に入ったとき、何にもしなくても月々もらえる「保守費」というやつにあごが外れるほど驚いた覚えがある。
が、この稿で言っているのは「機械を動かすこと」の対価ではなく、お客さんを集めてきたりするような部分への対価だ。
機械を動かし、そこでのお客様の行動を見て(おそらくほぼ自発的に)ページ構成を切り換えたり、価格キャンペーンの提案を行ったり、メールマーケティングのタイミングを計ったりするところまでやっちまえ、という話だ。

この絵柄はSME(Small/Medium Enterprise)やSOHO/個人商店の時にはものすごくフィットするのはお分かりいただけると思う。人員も予算も限られている中でネットショップやWEBマーケティングやグループウェアの世話とか従業員のITリテラシー強化とかやってらんねーとか、日常的ですよね?

大企業はほっとけ、みたいな言い方を前稿ではしたのだけれど…なぜってだいたい、既にマーケティング部とかがあって広告代理店とかに予算振り向けてて、そっちでやってることになってるしね。うちの奥さんも広告代理店勤務だしね。
ただ、現状のしがらみみたいな部分でデータ活用ができてないとか、少なくともスピードが落ちているような部分もありそうな気がしている。

技術の少しわかるマーケターがクイックに対応を行っていくことのほうが、クリエイティブやメッセージを作りこんでいくよりも効果が高いケースというのがある。これは商流の短縮と最終消費者側の情報入手コスト低下がインターネットによって加速度的に進んでいることによるのだけれど、特に小売では顕著だ。チラシの代わりにメールマーケティングを考えていないスーパーの店長さんがいたらお目にかかりたい。
製造業にしても、購入リピートをどうやって獲得するかを考えると…ね?ネットコミュニティとまではいわないけど、最終消費者とのインタラクションをリアルタイムにキープしなきゃいけないとなったときに、高品質なクリエイティブよりはクイックな対応のほうが価値があるでしょう。コミュニティで話題になっている”何か”について差し支えの無いところで社内情報をオープンにしてあげるとかさ。

で、そういうことをやろうとするときにやっぱりオープンソースなものの方が機動力がある。
ベンダーに縛られないこと、世界中で利用されていること、自由に改変できることがもたらす機動力が、運用に金がかかることよりも価値を生むのだ!

こういう絵であるならばキーはオープンソースじゃなくて機動力のあるマーケティング・セールスチームじゃないの?という疑問はもっともかつ正当です。その通りです。そういうチームが既にあるのならば、より「機動力を発揮」するためにオープンソースがクイックにテクノロジーを底上げしてくれます。まだ無いのならば、オープンソースが持つ豊富な活用事例が、そういうチームの整備に役に立ちますよ、ということです。
今日やりたいことが明日できて、明後日にはその改善に入れる…とイメージしてくれればおそらく正解。

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2 comments

  1. ほんだ より:

    えー、じゃあ、あたしの商売にもちょっとかむ?
    マーケティング・コンサルの部分だけ、あなたに外注するとか?

  2. tsuyoshi より:

    いいよー。やるよー。
    どんどんご発注ください。
    もりもりと。

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