技法とメンタル

5月 22nd, 2009 by tsuyoshi Leave a reply »

例えばマーケッターがいつも使う技法には以下のようなものがある。

  • SWOT
  • Boston Matrix
  • NPV分析
  • グループインタビュー

それぞれの技法は「自然が隠している真実を分析によってあぶり出す」ものでは、けっしてない。
宇宙論の話を読んでいると、科学の分野でもどうやら似たようなものであるようだが、これらの技法は実は「自分が感じていることをもっともらしく描写してみせる」ためのツールであることが大半である。

4PとかRBVポジショニングとか、示唆に富むキーワードは山ほどある。NPV分析によって事業の継続性や投資効果のモデリングをしておくことで事業運営に共通理解をもたらすことの効果も、もちろん重要だ。

定常的な世界がもうどこにもなくて大きなカオス系になってきている現代社会では、どれほど正確な分析だろうとプロダクトマネージャの強い意志がなければ、それはリアリティを持ち得ない。現況に沿っただけの展開では製品の売上をブーストしていくことは出来ない。現況ではない、言ってみれば空想の世界/マーケターの頭の中にしかない世界を一つづつ実現させて最終的な着地点まで押し進めることが出来なければ、企画やプランは決っして成功しない。

なので、絵だけ書いて悦に入るのはよそうぜ。展開こそ、実施こそ、勝利だ。
下手すりゃ目標すらいらない。熱と意志だけで、どこかにたどり着いてしまうこともある。

前へ、前へ。
止まったら、勝てない。

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