Twitterで遊んでたらいつのまにか、gigimaki氏の仕事であるBLOGUMENTARYの改造を手伝わさせてもらえることになった。Forward/BackwardボタンをWordpressにつけるというもので、手間取るかなと思ったが共通関数を見つけてけっこう簡単に作業を終えることができた。
BLOGUMENTARYはドキュメンタリーをブログ的なスピード感と距離感で展開するものだということなのだが、これを眺めながら思ったことを少し書き留めておく。
ドキュメンタリーは、ある人物/事象の側面を切り取っておおやけに示すことである。その成果はもちろん受け取り手のコンテキストにもよるのだが、そのドキュメンタリーをデリバリーするビークルにも依存する。例えば「半勤半農」のドキュメンタリーが第3文明に載っていたら非会員の人たちは「なるほどセンベイ方面ではいま農業がホットなのね」というコンテキストを読み取るだろう。ビークルに付与されているブランドがコンテキストの主要要素になって、コンテンツの意味合いを変えていくのだ。AGEHAなどのギャル雑誌などはビークルその物がコンテンツだと言っても差し支えないぐらいの強烈さをビークルその物が持っている。
WEB上のメディアで、そのような個性やキャラクターを備えたビークルは2ちゃんねるぐらいだったのではないか。もちろんそれはネットの匿名性に乗っかった野放図なものであったのだけれど。
例えばTwitterで30〜40代の人たちが実名&本人画像(俺もだ!)で日々の情報発信を始めているように、匿名性に乗っかった無作法なものではない、”きれいな”感覚が出来始めている。
コンテンツが綺麗だって言う意味じゃないぜ。喧嘩するにも相手の顔が見えて、ビビッったりナメたりがリアルにできて健全だ、ぐらいのご理解をいただきたく。
そういう”きれい”な環境が出来始めているのなら、あともうすこしでジャーナリズムはインターネットで花開くんじゃなかろうか。新聞や雑誌はどうなるかわからないがTVはデモグラフィックとして巨大なカバレッジを持つメディアとして存在し続けるだろう。
デモグラフィックで捕まえきれないニッチな部分はおそらく紙からインターネットへ移行する。
この様にして出来上がる数多くのニッチメディアと足並みを揃えてそのニッチに向けた商品ブランドが出来ていけば金も回ってみんなハッピーだろう。
いずれにせよ、後もう少しでそういうことになるんだという気がしている。